エチオピア滞在は、結局約2年半で終わりということになります。長いようで短い、短いようで長かったエチオピア暮らしでした。正直なところ、仕事の面では1年ぐらい経ったところで、いわゆるラーニング・カーブが平らになってきてしまい、行き詰まりを感じていました。元々、国連コーディネーションの仕事は2回目ですし(1度目はフィジー)私はどんどん新しいチャレンジがやってくるような環境でないと、息がつまりそうになってしまうんです…。でも、今の事務所は、組織文化として、やらないといけないことをきちんとやる、ということだけにフォーカスしている感じ(というかそれだけで精一杯)なので、新しいことをして、スタッフの可能性を伸ばす、というところまではなかなかいっていなくて。でも、こういう環境に2年半いたおかげで「次は国事務所のシニア・マネージメントの一員として、オープンで新しいことに次々と挑戦していくような組織文化を育ててみたい!」という気持ちがすごく強くなったので、それはそれでありがたかったと思っています。
着任は2月1日予定。ピーターとジュリにとっては初めてのアジアでの暮らし。いろいろ大変なことはあると思いますが、こんなに自分にとって満足なかたちでの異動となって、本当に嬉しく思っています。これも、今までずっと私たちを支えてきて下さった方達のおかげ。ありがたいことです。
ちなみに、このブログを続けるとしたら、今度のタイトルは「ホアン・キエム湖のほとりで」かな?(ホアン・キエム湖はハノイの中心にある湖です。)
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